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| SPEAKER SYSTEM DIAMOND |
| スタンダードウッド 価格 4,935,000円(ペア/税込) |
| プレミアムウッド 価格 5,460,000円 (ペア/税込) |
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「レフィーノ&アネーロ」1階右奥試聴室の現在の主役は、アヴァロン(AVALON)とルーメンホワイト(Lumenwhite)という、高級モデルの中でも人気の高い2つのブランドのスピーカーだ。
ルーメンホワイトは音楽の都ウィーン(オーストリア)で2001年に設立された新進メーカー(「注目!!話題の新製品レポート」参照)。片やアヴァロンはアメリカのコロラド州で1986年に創立され、これまで数々の名機を生み出してきた老舗。今月はまず試聴室の女王ともいうべきアヴァロンのスピカー「DIAMOND(ダイヤモンド)」に光を当てたいと思う。
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正面外側にセットされているのが「DIAMOND」 |
 
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ダイヤモンドカットを思わせるキャビネット
 
 「DIAMOND」の全体像
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このダイヤモンドカットを思わせる姿の、あたりを払うような優美でしかも威厳に満ちた存在感はどうだ。これが、その名も「DIAMOND」、アヴァロンの最新モデルである。
キャビネットは小刀とヤスリによって丁寧に仕上げられた下地材に、同じ原木から取り出され選別された木材を専門の職人が貼り、そしてさらに仕上げの加工をする。木材を貼るのには、2トンプレス機で各面2時間をかける。その工程は、ダイヤモンドでは8回におよぶという。伝統的な家具製造技術をそのまま応用し、時間をかけたハンドメイド。
人工突板(つきいた)で化粧したキャビネットとはまったく違った次元のこだわりの“仕事”が、「音」にまっすぐにつながっている。名は体を表し、体は能力を表す。
アヴァロンの設計者、ニール・パテルは「音楽再生に対する情熱が製品開発のすべて」だと語っている。このスピーカーは、彼の音楽に対する敬虔な姿勢と、彼の音楽体験によって培われた感性が生み出した「作品」なのだ。聴く人もまた、演奏会場に足を運ぶのと同じ情熱をもって向かわなくてはならない。そんな気持ちにさせる力をこのスピーカーはもっている。
このあたりの気持ちを、オーディオ雑誌の記事風に書くと次のようになる。
「演奏家の気配を感じさせる絶対的な実在感、3次元的な奥行き、高さ、広さ、位置関係などをも克明に再現するサウンドステージをリスニングルームに再現する、これがアバロンの開発目標である。」
これはメーカー、アヴァロン自身の言葉である。
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閑話休題。
熱心なオーディオ・マニアとして知られる落語の柳家小三治さんは、こんなことを書いている。
「確かにステレオだって、自分の部屋に、いかにもオーケストラや歌手が来たような感じに出来るということは、出来ない時代のことから思えば、夢のようなことかもしれないけれど、やっぱり本物を聴きに行くことには、どうしたってかなわねえってことを、オーディオ・マニアのひとりとして今は知っていますからねぇ。」
(「バ・イ・ク」講談社文庫) |

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オーディオって、本当に難しく考えると難しくなってしまう。多くの人が、生(ナマ)の音楽と同じような音を自分の部屋で鳴らしたいと思う。少しでも近づきたいと思う。しかし、小三治さんのいうように、決して本物(生の音楽)には勝てない。その悪戦苦闘の過程の苦しみが、オーディオの楽しみだ、なんて屈折した心境に陥ってしまうこともある。
そんなときに、スピーカーの設計者ニール・パテルの言葉やアヴァロンの物づくりの懇切さを知ると、彼も聴き手と同じような思いをしているに違いない、ということがわかる。決して勝てないが、一歩でも本物に近づきたい、という熱い情熱が「ダイヤモンド」のような見事な作品に結実しているのだ。
ぜひ一度、レフィーノ&アネーロの1階試聴室で、その素晴らしい音に触れてほしい。
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 「DIAMOND」の正面、サイド、底面 |

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ドライバーユニット:
2cm ピュアダイアモンド・トゥイーター
9cm セラミックコーン・ミッドレンジ
29cm ノーメックス・ケブラーコーン・ウーファー
エンクロージュア:バスレフ型・フロアータイプ
出力音圧レベル:87dB(2.83V/1m)
インピーダンス:4Ω(最低3.6Ω)
周波数帯域:24Hz〜100kHz(±1.5dB)
外形寸法:305(W)×1092(H)×432(D)mm
重量:63kg(1台) |
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