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イベントレポート
12月17日(土)
パイオニア
EXシリーズスピーカー試聴会
解説:白鳥哲夫(パイオニアマーケティング株式会社
HE販売本部コンポ営業グループ東日本主事)

試聴会は防音・音響対策を施した1階試聴室で行なわれた
TADの技術を継承したEXシリーズのスピーカー、ついに登場

シリーズ最上級モデルのS-1EX
 「注目!! 話題の新製品レポート」欄ですでにご紹介した、パイオニアの新しいスピーカーがレフィーノ&アネーロの1階試聴室に登場した。「EXシリーズ」の4モデルである。披露役はパイオニア・コンポ営業グループの白鳥さん。先週出荷に漕ぎ着けたばかりの熱い湯気が立ち上りそうなニューフェースの注目度はさすがに高く、この日2度行なわれた試聴会はどちらも満席の盛況だった。
 このスピーカーの開発プロジェクトは、世界のオーディオマーケットをターゲットに、2004年に日米欧のエンジニアリングチームによる体制を組んでスタートした。パイオニアの高級スピーカーといえば、すぐに思い浮かぶのが「TAD(Technical Audio Devices)」。今回のシリーズにも、DADの技術がふんだんに採り入れられている。

シリーズ最高級機で試聴、臨場感豊かな再現力はさすが
 4モデルのうち試聴に使われたのは最上級モデル「S-1EX」。4モデルはいずれも防磁設計が施されているので、ホームシアターにも使えるが、あくまでも2チャンネル・ピュアオーディオ用をメインユースとして設計されている。DVDの音楽ソフトもタイトル数の増加とともに、音質の優れたものも増えているから、今後は映像つきソフトも、音だけソフトも区別無く同じシステムで再生したい。そのためには、このシリーズは最適なモデルの一つといっていいだろう。

スピーカーターミナルは高品位な金メッキの大口径タイプ、太いケーブルもしっかりと接続できる
サイドから見たS-1EX、フロントバッフルが長楕円形になっている

ジャンルを選ばず、どんな音楽もその魅力を十分に引き出す

同軸2ウエイユニットを手に説明をするパイオニアの白鳥氏
 白鳥さんが試聴用に選んだ曲は、ジェニファー・ウォーンズのボーカル(バックはピアノとストリングだけのシンプルなもの)、鈴木秀美のチェロ独奏でバッハの「無伴奏チェロソナタ」、荒谷みつるのアコースティック・ギター・ソロ、宗教曲「カンターテドミノ」、マーカス・ミラーのパーカッシブなエレキベース、ノラ・ジョーンズのカントリー調女性ボーカル、ピーターマリア・アンサンブルの室内楽、イーグルスの「ホテルカリフォルニア」アコースティックバージョン、と盛りだくさん。クラシックからポップスまで、幅広いジャンルの人気曲で、このスピーカーの優秀さをアピールした。
 同軸2ウェイユニットの特質であるクリアさと繊細さの融合、そして「TAD」ならではの卓越した音質の低音域再現力は、ジャンルや編成の大小を選ぶことなく、ライブ感豊かに音楽の魅力を引き出し、安定した再現力を聴かせてくれた。

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