おとなのたまり場 > もういちどBE-PAL > 海遊び人日記 > 吉川 寛
もういちどBE-PAL
もういちど海遊び
写真吉川寛 潮流の海、風の無人島
バックナンバープロフィール
023 珊瑚の海
沖縄でも奄美大島でもない、四国の海の珊瑚である
天気の話ほどあてにならないものはない。暖冬などというわりには瀬戸内の海は毎日風が吹き、大変寒いのだ。春先の気候はどうやら例年と変わらないようである。
海の遊び人としては、南半球とか赤道付近とか、日本なら南西諸島であるとか、本音をいうと冬の間は暖かい海のそばで暮らしたいと思うが、それが叶わないのであれば、せめて遊びにくらいは行きたいと思うのだが、時間も小遣いも心もとなく、それならば同じ四国、南国土佐へ遊びに行こうと出かけたのだ。
行き先は、室戸岬のすぐそばの奈半利(なはり)町。わが東かがわの野遊び屋からも高速道路を乗り継げば、3時間とかからず思った以上に近い。
こんな目と鼻の先の消波ブロックの周りに珊瑚がてんこ盛り!
南国土佐はやっぱりポカポカと暖かくて、お決まりの高知名物のカツオやらを満喫したのはいうまでもないが、そんなことよりも、奈半利の海にはもっと驚く物があったのだ。わざとカヌーをひっくり返して覗く海の中は、とにかく珊瑚がてんこ盛りなのである。最近では、沖縄とか奄美大島でも離島へ行かなくてはこれほどの珊瑚はなかなか見ることはできない。
珊瑚が育つということは、真冬でも海水温は20度近いということだ。瀬戸内海はまだまだ10度そこそこのはず。同じ四国でこうも違うのかと、驚きながら70種類もあるというの珊瑚をカヌーに浮かびながらひたすら眺めたのである。
70種類もの珊瑚の見分けがつくのかというと、まったくそうではなく、珊瑚の町、奈半利には珊瑚博士がいらっしゃる。運よく出くわした珊瑚博士からは、ここには書けない珊瑚の秘密話などたくさん聞かせてもらい、南国土佐を満喫したのであった。暖かい海はしみじみといい。
もちろん珊瑚が凄いのはだれもが認めるが、奈半利の海の珊瑚が凄いという訳はほかにもある。ここの珊瑚は、海遊び人には目障り以外の何者でもない消波ブロックにくっついて成長しているのだ。岸から子ども達でもシュノーケルつけて珊瑚の海を楽しめるのは、やっぱり凄い。
カヌーに乗ってのシュノーケリングツアーなど行なう計画もあるそうなので、奈半利の珊瑚、見に行く価値はありますよ。もちろん、僕はおもしろい人達とたくさん知り合い、おもしろそうな遊びをたくさん見つけてきたので、今年は何度か遊びに行くので機会があればご一緒しましょう!
基本的に海の男は優しい。物欲しそうな顔をさせると僕たちは日本でも五本の指に入るかもしれない
ページトップへ
バックナンバー
海遊び人日記トップへ戻る →
もういちどBE-PALトップへ