平成元年、北海道で「はまなす国体」と名づけられた国民体育大会が開催された。全道各地で様々な競技がおこなわれたが、カヌーのスラローム競技とレーシング競技が南富良野町を流れる空知川流域で開催されることとなった。
遠くは沖縄県からもこのカヌースラローム競技に選手を送り込んできたが、沖縄ではスラロームの練習に適した流れの川が無いので、選手達は潮の満ち引きの時に珊瑚礁のリーフにできる潮の流れを使って練習をしてきたという。そして、この大会で初めて北海道を訪れた選手達を驚かせたのは、激しく流れるテクニカルな落合(おちあい)の競技コースではなく、川の水の冷たさだった。 「間違っても沈脱して泳ぐことだけは避けたい…」真剣に生命の危険を感じたそうだ。 |
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