自転車は、クルマと違って面が少ない。だから、かっこよく撮るのが難しい被写体だ。
で、コツをひとつ。それは目線を下げること。立ったままの位置だと、必ず自転車を見下してしまう。自転車をデザインしたデザイナーが、どの位置からスケッチしたかを想像し、自分が美しいと思える高さを探す。そして、背景の色にハンドルやサドルが溶け込んでしまわないか、大きなゴミは落ちていないかなどをチェック。前後左右、自転車の振りは、どこを一番見せたいかを考え、自分の感性で決めればいい。ボクは、どうもななめ後ろから撮る癖があるようだ。
また、ツール・ド・フランスを10年にわたり追いかけているプロカメラマンの井上六郎さんに教わったマイチャリ撮影の極意をひとつ紹介しよう。それは、アクリルの棒を用意すること。一辺が1センチほどの四角いアクリル棒を買い、自転車のホイール半径より2センチほど長く切るだけ。これをスタンド代わりに使えば、自転車にスタンドがついていないロードレーサーやMTBでも、ベストアングルの好きな場所にたてて撮ることができる。 |
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