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またしてもカップルがベンチを埋める山下公園を抜け、赤レンガ倉庫方面へ。新港橋から万国橋に向かいだれもいない運河沿いの道を走った。未来的なランドマークタワーやコスモワールドのすぐ下の運河には昔ながらの屋形船が浮かび、ノリノリでカラオケを唄う声がもれてくる。まるで日本の未来像を描く安っぽいB級映画のようだ。だれもいない新港パークのベンチに座り、ゆっくりとまわる大観覧車を眺めながら、たわいもない話しをして過ごした。海から吹く風は、まだそれほど冷たくなく心地よかった。そこからは港に沿って、赤レンガ倉庫前を通り抜け、県庁前の手前から海岸通りを走りショップへと戻った。あと15分で20時になるところだった。
走った距離は、たぶん4〜5キロ。歩いてもじゅうぶんにまわれる距離だ。しかし、自転車を使うことで、わずか3時間で、横浜の美しい夜景を一通り楽しめた。いつも思うのだが、コンパクトなエリアに見所が凝縮された街を自転車で移動するのは、アミューズメントパークで遊ぶのと同じ。効率よく、美味しいシーンをつまみ食いできるのが魅力。 |