気温は30度を越していたが、それでも湿度が低くサラッとしている。暑い時期の自転車散歩に相応しい街と感じた。たしかに坂も多いが、実際に走ってみると、どの坂も短いのでたいしてキツくない。それに、元町の北西側から坂に対して90度に交わる横道を選んで上れば、さらに斜度は緩く、楽して坂の上へとアクセスできる。坂の上で、ふと振り返ると、いつもシューヘーさんは真っ赤な顔をして息を切らしていたような気はするが……。
変速機付きの自転車なら楽勝。変速機のないママチャリでも函館の坂を上れることをシューヘーさんは身を持って証明してくれた。感謝。
ボクたちは、カメラを出しては好き勝手に有名無名の旧跡を撮影した。廃屋寸前の家や砂利道の路地や猫など、この街には写真に残したくなるような温かい被写体が溢れていた。
歩いて回るには広すぎるけど、自転車なら無理なく短時間で十分にまわれる規模。雪のない季節の函館は、自転車天国だ。そして、食の宝庫でもある。1泊2日で海鮮丼を2回、ラーメン、スペイン料理まで、美味しい函館を堪能した。
そして、東京へ帰ると自転車に乗ったにもかかわらず、体重が増えていた。 |