朝7時6分、小田急線代々木上原駅で急行に乗る。ひとりで輪行するときは、5時ぐらいに出て行くんだけど、こんなスロー・スタートもたまにはいい。同じ駅でカメラマンの岡野君と合流。町田駅で堀田隊長がひとり、気まずそうな顔で乗り込んできた。じつは、「自転車美人をひとり連れてくる…」。なんて意気込んでいたような? ま、人生そういうこともありますよ。そんな感じで、ボクたちの自転車旅は、最初から寅さんのごとくスタートした。
小田原駅で小田急線からJR東海道線に乗り換え。真鶴半島を越えるころから「パシャ、パシャッ」とシャッターを切りはじめた。そして、沼津駅へ。駅前でBD-1を組み立て、さあ出発。と思ったら、ふたりともまだ準備ができていない。バッグや三脚など、自転車から取り外していた道具を、あれやこれやと取り付けている。なんだかとても楽しそう。ふたりの荷物やそれを積む工夫をみていると、この旅に対する熱い思い入れが伝わってきた。
港に向かって一同出発。港へ着くと、乗る予定だった船は目の前で行ってしまった。でもそんなことなど誰も気にする様子はない。旅慣れた人は、これがいい。切り替えの早いボクたちは次の船が来るまで、沼津漁港を散策し寿司を食べた。 |
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