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まずは土の感触に慣れること。そう思い多摩川の河川敷を目指した。多摩川には、舗装されたサイクリングロードのほかに、多摩川岸辺散策路(今回は、丸子橋と二子橋間で遊んだ)など、未舗装のままのトレイルがいくつもある。ここを走り、不整地特有のタイヤが滑る感覚や振動を体で感じるのが狙いだ。急な土手をまっすぐ下ったり、ナナメに上ったり。日陰に残った雪を見つければ、わざと突っ込みツルツル滑って遊んでみる。こうやって、いろいろな方向に体重移動をしているうちに、体がバランス感覚を取り戻す。考えて動かすのではなく、体が勝手に動くぐらい、様々な種類の地形を走り楽しんだ。翌日の仕事に影響しない程度に。
ガタガタガタ……。たしかに振動は体に伝わるが昔のそれとは何かが違う。そう、自転車が格段によくなっているせいだ。サスペンション、タイヤ、それにカーボンのハンドルが、振動の不快さを取り除く。クロモリ鋼のフレームもしかり。最新の機材を使えば、年齢の壁は簡単に埋められるとボクは感じた。もちろんそれなりの投資は必要だが。 |