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もういちど自転車自転車達人マニュアル
山本修二の自転車日記 ママチャリだっていいじゃない。自転車に乗って坂を下れば、ほら気分爽快。ペダルを踏んで前へ前へ。気持ちだけは少年に。自転車に乗って、ジンセイゆるりと楽しみませんか?
第三話 12月6日更新
落ち葉を踏みしめ細道探検 カー&マウンテンバイクで行く冬の里山遊び
冬の里山は、マウンテンバイクのベスト・フィールド。高山のトレイルが雪に埋まる真冬でも、平地の里山なら大丈夫。否、マウンテンバイカーにとって、ハイカーが減り、蚊もいなくなった里山は、これから春までが一番いい季節を迎えるのだ。

とはいえ東京23区内に住むボクにとって、里山は自走でいけるほど近くない。そこで、クルマに積んで、神奈川県のとある里山へと出かけた。CD一枚を聴き終える前に待ち合わせ場所に到着。この気軽さも里山の魅力だ。

今回、里山トレイルを案内してくれたのは、ミズタニ自転車でMTB関連商品の営業をしている三浦琢磨さん。毎週のように、この里山を走っているというロコ(ローカル)ライダーのひとり。休日を利用して、快くガイドを引き受けてくれた。日本各地の里山トレイルには、彼のような地元ライダーがいる。詳細な地図もなければ、トレイルの情報も少ない里山トレイルを走るときは、インターネットや地元ショップから情報を収集し、彼らのようなロコライダーを探しガイドしてもらう。それが、安全に楽しく走るための最善の策だと思う。
陽射しが心地いい冬の里山トレイル・ライディング。寒さになんか負けてられない!
MTB1台がようやく通れる幅しかないスリリングなシングルトラック 市街地の駐車場から、5分も走ると里山のエントランス。道幅は50cmほどしかない。周囲には木々が生い茂り、地面には落ち葉やドングリが、フカフカのカーペットのように敷かれている。探検気分満点のコースだ。とはいえ、そのカーペットの下はツルツルの粘土質。これが曲者で、いきなりタイヤが滑り、何度となく足を着く羽目に。

適度なタイミングでアップ&ダウンを繰り返すトレイル。ガサガサガサ…と落ち葉を踏みしめる音が心地いい。目のすぐ横で草木が流れるような景色は、オンロードでは体験できない山道だけの気持ちよさ。木々の間から差し込む陽、突然開け、東京湾まで見渡せる眺望、すぐ下には、住宅もみえる。ちょっと上るだけで、予想もしなかった風景にであえる。これも都市近郊の里山ならではの楽しみだ。

スタートから約3時間。里山トレイルを十分に満喫した。自然のなかで汗をかき、MTBをコントロールするおもしろさとスピード、スリルまで味わえる。ほんと久しぶりに、全身に心地よく、ほどよい疲労感が残る爽快なライディングだった。
ところが、この日、あまりにも走りを楽しみすぎたためだろうか、このWEBにアップするに十分な写真が撮れていなかった。そこで、翌週、再びこのトレイルに出かけた。ガイドの三浦さんは、仕事の都合で欠席。元ダウンヒルレーサーのメグちゃんを誘い、ふたりで出かけた。1週間前に走ったばかりだからと、記憶頼りにトレイルを進む。ところが、走り出して1時間ほどで道に迷った。けっこうな距離を気持ちよく下ってしまったため、上り返すのは辛い。そこで、下りきって別の出口に出ようと思った。

何度となく沢を渡るトレイル。上を向いても木が生い茂るだけで方向すらわからない。しっかりと踏み固められたトレイルだけを頼りに先へ進む。台風などの影響か、途中、杉の木が何本も倒れたままになっていて、たびたびMTBを担ぎこれをパスした。気軽な里山ツーリングが、ちょっとしたアドベンチャーに……。幸い、同行したメグちゃんは、生粋の体育会系。こんなハプニングをものともせずに楽しそうに走ってくれたことだけが救いだった。今回は、朝早く出発したこともあり、事なきを得たが、里山とはいえ山は山。賢明な皆様は十分な準備をして出かけてくださいね。
倒木が行く手をふさぐ。ジュラシックパーク気分も味わえた
今回は、MTBをクルマに積んで遠征しました。といっても1時間弱の近場 冬の里山トレイルは、ガソゴソと落ち葉を踏みしめ走るタイヤの音が耳に心地いい その後、身にしみたありがたいお言葉です テクニカルなトレイルを制覇したときの喜びひとしお 横浜の街を見下ろすビューポイントで一服 道を間違え通過した沢でカニさん発見!
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