40歳になったときロードバイクを買った。これがジンセイで3台目のロードバイクだ。最初の1台は、中学生のとき。「グォー」という耳に吹き込む風の音が心地よかった。
エンジンがない乗り物とは思えぬスピード感。これが快感で、競輪の選手を目指そうかと、本気で思ったりした。2台目は、20代のとき。トライアスロンに挑戦しようとアルミ製のフレームで組んだが、乗り心地がいまひとつ。しかも泳げないことに気づき挫折。すぐに乗らなくなった。
しかし、3台目は「速く」とか「競う」のが目的じゃない。乗って気持ちのいい自転車を探していたところ、それがたまたまカーボン・フレームのロードバイクだったのだ。ペダリングがすこぶる軽く、スイスイ進む。これはロードバイクなんだからあたりまえなんだけど、このカーボンフレームには、もうひとつ大きく違う点があった。 |
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