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日本百名飯当選確実<オリジナル笹ずし>
ステンレスカップをふたつおき、大きな石を重しとした
すっかり笹ずしが気に入った僕は、さっそくホームセンターへ行って、200×15×910ミリのヒバ板を買ってきた。それに、スプルースのまな板を1枚。そして、ステンレスの木ねじ。都合、1358円。これで押しずし用の木箱を作るのだ。
これからはどこへ出かけるにも、オリジナル笹ずしが弁当だ。
(どうして笹ずしが気に入ったかは、「おとなのずる休み」を読んでください)

できあがった木箱は、内寸200×100×100ミリ。それに、200×100ミリの落としぶたである。
このサイズは、とくに深い意味はない。長さ910ミリの板を使い切ろうとしたらこうなった、というだけのことだ。ようするに貧乏性なのだ。
というわけで、1人前の笹ずしを作るには大きな木箱ができあがってしまった。
笹の葉は、方向をそろえ、つるつるした面を上に敷く さっそく笹ずしを作ることにした。
笹ずしに使う笹は、クマイザサである。専門的にいうとイネ科ササ属である。シナノザサと呼ばれることもある。日本に広く分布している笹だ。
2006年6月21日更新の「おとなのずる休み」「もういちどキャンプ」に登場したチシマザサ(ネマガリタケ)とは、種類がちょっと違う。クマイザサのほうが葉の面積が広く、分布も広く、平地にもある。というわけで、笹だんごなどもこのクマイザサが使われていたようだ。
運よく『森の家』(※1)に冷凍保存されていた笹は、笹だんご用だったらしい。いずれにしても、ありがたく使わせてもらうことにした。
まずは、すし飯である。
すし飯は、3合の米に、水をちょっと少なめにして、酒を少々、それに10センチぐらいの昆布をのせて炊いた。炊きあがったご飯に、米酢大さじ5、砂糖大さじ1、塩小さじ1.5の合わせ酢を混ぜた。押しずし用に、ちょっと濃い目である。
が、この配合に確信はない。なんたってすし飯を作るのははじめてである。
一段目は、ご飯の上に刻んだショウガをまき、しめさばをのせた
すし飯ができあがったら、箱の底に笹を敷きつめる。箱の底は抜けているので、正確に記すなら、箱の下に置いたまな板の上に敷きつめることになる。
その上にすし飯を盛る。約1合分。
一段目にはしめさばを置いてみた。刻んだショウガをばらまき、その上にしめさばを敷いたのだ。
そして、その上に笹の葉を敷きつめる。
またまたすし飯を1合分盛り、今度は大葉と鶏のそぼろ煮を敷いてみた。
そして、笹の葉を敷く。
つぎには、やはり大葉と鮭とたらこのそぼろとした。
こうして、オリジナル三段笹ずしが積み重ねられたのだ。深い考えのことから生まれた三種の配合ではない。台所にあったものを利用しただけだ。
これでOK。あとは重しをのせて一晩待つだけ。
さて、どんなものができあがるのか……。
続いて、笹を敷き、ご飯を盛り、
大葉と鶏のそぼろである/最後は、大葉と鮭とたらこのそぼろだ。さらにその上に笹を敷き(笹の方向は同じだが、最後だけはつるつるした面を下に向けて)、落としぶたをする
そして、翌日。
できていたのだ。あたりまえのことながら。ま、なんでも放り込んで押さえつければできあがるのである。
しめさばも、鮭とたらこ、鶏のそぼろも、そしてすし飯もうまい。笹の葉の香りがほのかに漂う気持ちよさなのである。
初めてにしてここまでできるのだ。これはちょっと修行を積めば、日本百名飯を名乗れるぞ。あとひと工夫があれば、完璧だ。近々、発表したい。
これから、いろいろと試してみるしかあるまい。テレマークやトレッキング旅の昼の弁当は、しばらくは押しずしで押しとおしてみよう。
一晩待って、「いただきます!」
(※1)『森の家』
http://www.iiyama-catv.ne.jp/~morinoie/
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