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日本百名飯013<ワイルドにしてヘルシーな『タコライス』>
「おとなのずる休み」に書いた沖縄自転車旅のタコライスの写真を見ていたら、あの味を強烈に思い出してしまった。そうなると、もうがまんできない。で、さっそく作ってみたのだ。
というわけで、日本百名飯13番目のエントリーは、タコライスである。
タコライスとは、もちろんあの8本足のタコである。そう、蛸だ。
日本百名飯の11番目にイカが堂々と丸々登場しているのだから、タコを入れないとバランスが悪い。差別だ、と訴えられる可能性もある。
材料(2〜3人前)は、合い挽き肉200グラム、トマト1個、レタス、チーズ、タコシーズニングミックス、サルサソース。それと、ご飯

ということはなく、タコライスとは沖縄で生まれた、アメリカ+メキシコ+日本のフュージョン料理である。
タコライスは、メキシコ料理のタコスの具である挽肉やチーズ、レタス、トマトを、カレーライスのようにご飯の上にのせた料理だ。あたりまえながら、タコ(8本足の)は入っていない。タコライスは、Taco-Riceなのである。
1960年代のベトナム戦争当時の沖縄で、米兵相手に商売をしていた食堂で生まれた、といわれている(従業員のまかない料理がはじまり、という説もある)。
発祥の店は、「おとなのずる休み」にも書いたように、『キングタコス』。が、ほかの店が先だったという説もある。発祥や元祖は、だれもが名乗りたがるのものだ。

ま、そんなことはともかく、タコシーズニングミックスで味つけしたちょっと辛い挽肉が、チーズ、トマト、レタス、ご飯のまろやかさで緩和される。タコ味の挽肉がワイルド感をかもし出し、トマトと大量のレタスはヘルシー感を漂わせる。絶妙の組み合わせなのだ。
そして、作り方も簡単。材料も少ないので、家でもキャンプでも、の一品なのだ。

挽肉に火が通ったらタコシーズニングミックスを入れ、水をくわえる 沸騰した弱火で、水気がなくなるまで煮込む
その間に、レタスを千切りし、トマトは好みのサイズに 挽肉の水気がなくなったら、熱々ご飯にチーズをのせる チーズをはさむように挽肉をのせる。チーズがほんのり溶けていく

<作り方(2〜3人前)>
・200グラムの合い挽き肉を炒める。肉が焼けてきたら、タコシーズニングミックスをふりかけ、すぐに水(100ミリリットルほど)を入れる。沸騰したら弱火にし、水気がなくなるまで、煮込む。
・煮込んでいるあいだに、レタスを千切りにする。多いかな、というぐらいの量がちょうどいい。
・トマトを好みサイズに切る。サイコロ状でもいいし、ざっくり切ってもOK。
・熱々ご飯に、チーズをのせ、その上に水気のなくなった挽肉をのせる。熱いご飯と挽肉で、チーズはほんのり溶け始める。そこにレタスとトマトをどさっとのせ、好みでサルサソースをかけて頬張る。

レタスをたっぷりのせ、トマト、それに好みでサルサソースを ご飯の代わりにタコシェルがあれば、同じ材料でタコスができあがり
たったこれだけ。水気がなくなるまで挽肉を煮込むのに、20分ほどかかるが、その間にレタスやトマトを切ればいい。所要時間、20分の名飯である。
もし、タコシーズニングミックスが手に入らなかったら、ニンニク、タマネギ、チリパウダー、塩、胡椒、砂糖などで味を作っていくのも楽しい作業となる。
海を眺めながらの、ビールとタコライスのランチは、この世の至福である。
勝連町にあるタコライス発祥の店『キングタコス』
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