今年の夏はお腹をこわしてばかりいた。冷たい麦茶の飲み過ぎである。汗をかいては、汗の倍以上も麦茶を飲んでいたからだ。
それで思い出したのが、お腹を冷やさない冷たい飲み物『ひやしあめ(冷やし飴)』である。
関西では、夏の飲み物といえばこれである。町中ではもちろんだが、プールや海では必ずや売っていた。僕が小学生のときは、1杯10円だった。でっかい寸胴なべに入った『ひやしあめ』を、おっさんが柄杓(ひしゃく)ですくって、薄汚れた分厚いガラスコップに入れてくれるのだった。
子どものころ、プールや海では、これしか飲ませてもらえなかった。冷たいジュースやラムネなどは、親に買ってもらえなかったのだ。プールなどでは意外と体が冷えているものだ。そこにまた冷たいものを飲むとお腹をこわす、というわけだ。
そういえば、東京では、まったく見かけないが……。 |
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