水筒に要求される必要条件は、みっつ。中身がこぼれないことと、中身に容器の匂いがつかないこと。まずはこのふたつだ。
すべての水筒が、ひとつ目の条件はクリアしている(あたりまえのことだけど)。うっかりふたを閉め忘れないかぎり、バックパックのなかがびしょびしょなんてことは、まずない。
問題はふたつ目だ。これには優劣がある。ボトルのなかには、ひどい臭いが飲み物に染みついてしまうものもある。ボトル本体に問題があるときもあるし、意外とふたがくせ者だったりもする。
そしてみっつ目は、雰囲気。
喉の渇きを満たすためだけなら、どんな水筒でもいい。しかし、キャンプの夜が更け、満月の空の下に座り込み、ワインを飲もうとしたとき、ペットボトルのような水筒では、なんとも色気がなさ過ぎるではないか。
となると、アルミの水筒の登場となる。 |
 |
 |