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| 日本百名飯009<シンプルな美しさタケノコの炭火焼き> |
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ネマガリダケのタケノコは、ふつうのタケノコと違いほとんどあくがない(新鮮なものはとくに)。
というわけで、調理方法はシンプルがいちばんである。
まずは、「タケノコのお刺身」。 採りたてのものは、えぐみがまったくなく、さっぱりしていてうまい(さっぱりしすぎ、の感もあるほどだ)。 わさびしょう油、ポン酢、粗塩、味噌など、調味料もシンプルが似合う。 おすすめは、ポン酢、かな。 |
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そして、タケノコ料理では、ぜったいに外せないのが、炭火焼きだ。 これほどタケノコの味を体現させてくれる料理は、ほかにない(と、いいきってしまおう)。 皮はむかず、むきやすいよう切れ目だけを入れ、炭火で焼く。皮が厚いため蒸し焼き状態となる。 この蒸し焼き、というのが肝なのだ。 タケノコ独自の味と甘みが、そのジューシーな身からほとばしる。粗塩を少しつけると、味と甘みはさらに増幅される。 もちろん、焚き火でもできる。熾火になった上にタケノコを並べればいい。 ただし、針葉樹の薪は使わないように。 |
焼き上がったなら、どんな用事があってもそれは後まわしにして、まずは食べるべし。 指がやけどするぐらいはがまんして、熱々の皮をむく。舌のやけども、この際がまんして、熱くジューシーなタケノコを口へと放り込む。 毎年6月は、ネマガリダケの国へ引っ越したいほどである。 そういえば、長野県飯山に空いている古民家があったなあ……。 |
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