おとなのたまり場 > もういちどBE-PAL > キャンプ達人マニュアル > キャンプの革命児、ヘネシーハンモック・1
もういちどBE-PAL
もういちどキャンプ
キャンプ達人マニュアル
キャンプの革命児、ヘネシーハンモック・1
ブラジルを旅したとき、ハンモックで眠るという日々を過ごしたことがある。それからは、すっかりハンモックにつかまってしまった。
いまでは、夏の間は家でもハンモックで寝ているほどだ。
そこで、キャンプの夜にもハンモックで過ごせないか、と思っていたら、やはり同じように考えていた人間はいるらしく、ヘネシーハンモック(※1)なるものを見つけた。
これは、モスキートネット(蚊帳)つき、タープつきのハンモックである。
なんたって、この軽量さはありがたい。タープを含む総重量が、1キロ前後。テントよりもはるかに軽くて、はるかに快適。
しかも、コンパクト。マットも必要がないから、テントとマット分が、おおよそ20×25センチのスタッフバッグに収まってしまうのである。
また、寝る場所を選ばない。湿地であろうと、岩の上であろうと、草むらであろうと……。ハンモックを吊す2本の木さえ見つければ、どこにでも設営できるのだ。
旅人は、この道具で解放されたのである。
写真左が、ヘネシーハンモックのスタンダードモデル、エクスペディションA-SYM(19,950円)。右は大きなサイズのサファリデラックス(日本未発売)。
リビングにブラジリアンタイプのハンモックを吊すと、部屋はすっかり南国ムードとなる 特筆すべきは、モスキートネットが縫いつけられたハンモックにどうやって人間が潜り込むかという大問題を、びっくりのアイデアでクリアしていることだ。底部につけられたスリットから入るのである。そして、そのスリットはテンションがかかると閉じる。さらにベルクロテープがついているので、寝相が少々悪くても、足が出てしまうこともない。

オリジナリティにあふれるハンモックが、従来のキャンプスタイルをまったく新しいものにしてくれたのだ。
ヘネシーハンモックは、ハンモックにタープとモスキートネットをつけることで、地面に最も近いところで眠る、というアウトドア生活の過去の観念を覆してしまった。キャンプといえばテントが当たり前、という時代に終わりを告げたのだ。
底部のスリットからハンモック内に入り、最後に足を入れれば、テンションがかかりスリットがきっちり閉まる。感心のアイデアである。
「偉大なる革命は、道具の改良によってではなく、根本から考え直された解決法によってもたらされる」
これは、アメリカの「バックパッカー」マガジン2002年5月号に載った、ヘネシーハンモックのレビューの言葉だ。

さらに、ハンモックは地球上のさまざまな“ぶれ”とはまったく違った揺れをすることで、心を安らかにしてくれるのである。
(※1)『ヘネシーハンモック』  http://www.hennessyhammock.com/
(※2)『エイアンドエフ』  http://www.aandf.co.jp/
ページトップへ
達人マニュアルトップへ戻る →
もういちどBE-PALトップへ