ハット・トゥ・ハットという旅のスタイルがある。
ハットとは、山小屋のことだ。ようするに山小屋から山小屋へと旅をすすめるスタイルをいう。ヨーロッパやアメリカ、カナダ、それにニュージーランドでは盛んにおこなわれている。スキー旅はもちろん、夏のバックパッキングや自転車旅などにも、よくハット・トゥ・ハットという言葉が出てくる。
とくに冬、雪の季節に山小屋はありがたい。山小屋を利用することで荷物は格段に減る。スキー旅など、荷物を自分で背負って歩く旅にはほんとうに助かる。しかも、管理人のいる山小屋で食事の用意もしてもらえるなら、最高の一夜が過ごせる。
ただし、日本ではまだまだそうした山小屋は少ないし、山小屋と山小屋がうまくつながっていず、ハットからハットへという旅がむずかしいのだ。それは、もともと山小屋を建てるときに、ハット・トゥ・ハットという発想がなかったからだろう。
それに山小屋というと、汚い、飯はまずい、おやじはうるさい、というイメージがある。まったくそのとおりのところもあるが、そうでないところもある。きれいな山小屋もあれば、いいおやじのところもある。
また、避難小屋と呼ばれる無人の小屋もある。 |
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