おとなのたまり場 > BE-PALおやじの愉しみ > キャンプ達人マニュアル > 日本百名飯006<人生を素敵に踏みはずす、ナチョス>  
BE-PALおやじの愉しみ
もういちどキャンプ
キャンプ達人マニュアル
日本百名飯006<人生を素敵に踏みはずす、ナチョス>
「ナチョスやタコスばかり食べてないで、もっとまともな暮らしをしなさい、っていわれるけど、おれは朝寝坊が大好きで、はだしで暮らし、女の子たちとも楽しくやりたいんだ……」てな歌をテキサスのシンガー、ジェリー・ジェフ・ウォーカーがうたっていた。その歌を聴いたのは、ティーンエイジが終わりかけのときだった。
そのとき僕は、人生を素敵に踏みはずしたいならナチョスとタコスを食べればいいのだ、と知ったのだ。
ところが、困ったことがひとつあった。タコスはうすうすその存在を知っていたが、ナチョスとはいったいなんなのだ?
この問題を解決するまでには、十年近くもかかった。
ある日、僕は新宿のメキシコ料理屋で、ナチョスという言葉をメニューに見つけたのだ。

簡単にいってしまえば、トルティーヤチップスとチーズのおつまみだ。
作り方は簡単。下ごしらえはたったの5分でできる。
準備するのは、トルティーヤチップス、チリビーンズ、サルサソース、チーズ。それだけ。手に入るなら、アボカド、サワークリーム、オリーブ、ハラペーニョ、トマトなどをくわえると豪華になる。

トルティーヤチップスをダッチオーブンにいっぱい入れ、その上に、チリビーンズ、サルサソースをかける。そしてチーズを載せ焼くだけ。
焼くといっても、ダッチオーブンでの蒸し焼きである。
下からの火力はほどほどにして、ふたの上におきを載せ、上からの熱で蒸し焼きにする。
今年は正月早々、直径30センチのダッチオーブンで、10人が楽しめるナチョスを作った。トルティーヤチップは、プレーン(塩味)とアボカド味(緑)を混ぜてみた。まずは半分のトルティーヤチップスをダッチオーブンに入れ、その上にチリビーンズ、サルサソース、チーズを載せ、さらにその上にチップス、そして、チリビーンズ、サルサソース、チーズを載せた。ナチョスの二段重ねだ21 ダッチオーブンをオーブンとして使うなら、下からの火力は弱く。上に置くおきが勝負である。とはいっても難しく考えることはない。ときどきふたを開け隙間からなかの様子を覗けばいいのだ
で、できあがり。「ちょっと焦げてるじゃないか」って。細かいことをいうなよ。キャンプの夜に チーズが溶け、トルティーヤがぱりぱりになったらできあがり。
ダッチオーブンから直接チップスを素手でつまみ、熱々のまま頬張るのが正しい。

そういえば、メキシコ料理と思っていたナチョスだが、本場メキシコにはなかったのだ。ナチョスはどうやら、アメリカで生まれたメキシコ風料理らしい。
ページトップへ
達人マニュアルトップへ戻る →
BE-PALおやじの愉しみトップへ