おとなのたまり場 > BE-PALおやじの愉しみ > キャンプ達人マニュアル > 焚き火をするために出かける  
BE-PALおやじの愉しみ
もういちどキャンプ
キャンプ達人マニュアル
焚き火をするために出かける

「寒くなってきたから、焚き火をしに行こう」。
伊東孝志画伯と僕は、紅葉の森へと出かけたのだ。
焚き火をするためにキャンプに出かける、という週末があってもいい。秋の夜長を焚き火の前でゆるりと過ごす、という時間はいいものである。
そもそも、現代の暮らしでは生活のなかで自然の炎を眺める、なんてことはない。炎を見るにしても、軍隊のようなガスレンジの一列縦隊の冷たい炎である。
だからこそ、焚き火の温もりが必要なのだ。自然の火は、熱いとか煙たいとか明るいなどなど、ぼくたちの五感を刺激する要素にあふれている。しかも、火力をうまく維持するには、知恵と知識を総動員しなければならない。
オンかオフか。スイッチひとつですべてが動く社会に慣らされているぼくたちにとっては、自然の炎を操るという作業は、人間本来の姿を思い出させてくれるものだ。
調理をし、暖をとり、濡れたからだと衣服を乾かし、会話を弾ませ活力を呼び起こす。それらがぜんぶできるのは、焚き火をおいてほかにない。
そして、より身近に炎を感じるために、あえて地面の高さで焚き火をやろうではないか。

焚き火を前に、調理をし、暖をとり、活力を呼び起こす。そんな時間を過ごしたのだ
そうすれば、それを囲む者たちは、地面に座ることになる。大地と触れることになるのだ。地面に座るほうが火に近づける。そうすれば、小さい焚き火ですますことができる。大きな焚き火をして炎から離れるより、小さな焚き火に近づくほうがいい。焚き火を前には、椅子なんていらないのだ。
もし女の子といっしょなら、ふたりはぐっと近づき合える。
焚き火台を使わないなら、それなりの工夫が必要だ。使っていないフライパンか鉄板があれば、その上で火を熾せばいい。それもなければ、木と砂で高床式移動火床を作る
ページトップへ
達人マニュアルトップへ戻る →
BE-PALおやじの愉しみトップへ